「陶人」改め『Largo』オープン日。当然行っておく。
雨が降ってたから、手荷物いっぱいでお祝いは面倒なので無し。(また今度ね)
親爺は関東の出。故に鮪が面白い。この日は漬けにて。カルパッチョでビタミン補給のエスキモー的生活なワタクシ。酒も相変わらずのラインナップにて、梅ブランデーが美味いから一本買い。
揚げものやってるときに「やっぱりあかんわ」と親爺が云う。キッチンが狭いから揚げものはやりにくくて、もうやらないと。古くからの一品揚げ餃子。最初で最後の一品になりました。
前からあったと云うけど初めてのハンバーグの肉巻き(商品名メメント)。自家製ドミグラス、シブすぎ。肉汁がもったいないから「これ回りにご飯の山作って、ソースはご飯でやりたいなぁ」と云うと「Hちゃん、山にしたら茶碗一杯分ですまへんで」と。なるほど、それはいけません。
和洋中なんでもござれ、かつケーキも(元パティシェ)な米酒楽しの店。
この冬、三宮レンガ筋がちょっと熱い。
懐かしい人には超懐かしい店『Largo』。かつて神戸三宮の夜で暴れまくっていたW社関係者には特に懐かしいことでしょう。北野坂象ビルから、生田新道に「陶人」として移転し、今日からレンガ筋にて『Largo』でリニューアルオープン。
一昨日近くを通ったから「どのへんかな〜」と看板を探すとあったので、「準備しとるかいな」と灯の消えている扉を開けてみると、常連さんが何人かいる。チーちゃんの「え〜やん、呑んで行き〜な」にてレセプション状態の店。「では」とワインを一本呑む。肴にと若鶏の燻製とカルパッチョを造ってくれる。燻製、これはいけません。酒呑み向けの、噛めば噛むほど典雅な味わいの一品。
店の空間的にはこの方が落ち着くかもな、以前の「Largo」と「陶人」の中間的な広さ。天井も和の雰囲気にて、食器棚には親爺の作品。
レンガ筋には「あさくら」「藤さき」とシブい店が登場し、そして『Largo』と、ちょっとワタクシ的拠点となるエリアか。と云うことで、本日オープンに当然の如く訪問であります。
東京から来た人と『陶人』へ。なぜか入り口に魔よけ。親爺の顔で充分じゃないの?
縦に書いてあると「自分流」と読める。横書きしてあると「自分」がどうも「船」に見えて、長い間「船流」だと思ってた。親爺は元パティシェ。実家は神奈川の蕎麦屋。何が船とつながるのか分からんままに、「船流」なんてあるんだと思ってた。前は北野坂の通称「象ビル」で『Largo』の店名でやってて、客はW社ばっかでしたな。
「吟醸」にて少々呑んだあと、またビールから。ハートランドは優しいから呑めます。そして「こんなんあんねん」と出してきたのが濁り酒。酒呑んで撃沈するのは、呑みやすかったり美味かったりして呑みすぎるから。濁り酒は基本的に撃沈コース。案の定この日このあと「源平」にて芋焼酎、「マザークロス」にてモエちゃんで撃沈。
自分が食べたいから無理やり焼鳥コースにしてもらう。親爺はこれをフランパンで焼くんですね。ちょっと面白い。いっそ鍬みたいな鉄板で焼いては如何か。
「鉄の湯豆腐鍋買わして全然食べへんのは誰?」と女将に云われるのがオチでございます。
朝起きて、挽きたてのコーヒーで大きなカップにタップリのカフェオレ、そしてちょっとオープンで温めたクロワッサンだと「ちょっと食べよかな」と思わせるいい香り。
居酒屋にてまさかの一品ミニクロワッサン。しかも注文してからパンを焼くのがちょっとびっくり。「パイと一緒よ」と云われると確かにそうではあるのですが、やっぱり「パンを焼く」と云うのが今までに無い感覚。
出てきたクロワッサンはハムとベーコンチーズ各3個。形状、味とも肴となるよう設計されております。
少々酒で火照った舌を、熱々のクロワッサンがこれまたなんとも優しく包み込んでくれるような感じで、一層酒が進んでしまう乙な肴in『陶人』(現『Largo』)。
豆腐は本来豆の味がするもの。でもあまり味の無い、大量生産の豆腐が居酒屋なんかでは当たり前のようだった高度成長昭和の時代。
「男前豆腐」と云うのがあるとは耳にしていましたが、食べたのは初めて。確かに豆腐本来の味です。少々お高めとのことですが、平成の豊かな日本の食でしょうか。
男前な冷や奴。木綿だと角刈りのもっと男前かと思われるのですが、ツヤツヤと絹ごしのような現代男子的豆腐。
かなり久しぶりにきびなごを食す。これはサンプラザ地下の「久松」今を去ること27年前に、芋焼酎と共に食したのがワタクシ的出会いの始まり。当時は美味いともなんとも思わなかった。ピカピカしてる魚と云えば太刀魚で、それも刺身で食べたことなんてなかったですから。
三つ目は軍鶏のもつ(ハツ、キモ、ズリ)を独特のタレで漬け込んだもの。大蒜とさわやかな生姜が夏のスタミナ系で、これは幾らでも呑めてしまう肴。
器も主人お手製の『陶人』(現『Largo』)にて。
忘れているわけではございません、ブログルメ。
ついつい「また明日」で先延ばし。
ちょっと本腰入れて書きましょう。
古くは北野坂の象ビルで『Largo』、日本酒と和食のあるバー。もっと前は某ホテルにてパティシェだったパパと、酒呑みのママが一緒になり、趣味と実益を兼ねたような店。
『陶人』の名にある通り、パパは店で使う器も焼きます。独特の作風。何故に元パティシェが作務衣着て料理造っているのか。その心は「日本酒好き」だから。夫婦揃って酒呑み。ビールはチェイサー。二人ともいくらでも飲んじゃう。
日本酒は常に七、八種類。なみなみと蕎麦猪口に正一合。日本酒好きにはかなり嬉しい出し方。そして幾種類か楽しみたい方にはハーフも可。これまた有り難い。ロックでも何でも、お客さんが好きなようにやる。ビールはハートランド。ワインも手軽なものを赤、白、焼酎も芋、米、麦と置いてありますが、変なこだわりはなし。好きな酒をやりながら、パパの作る肴とママとの会話を楽しむのが陶人的呑み方。
カリカリに焼いた鶏皮、「今日はええのんあんで」と冷蔵庫から出てくる鮪。そしてワンダフルな河豚のパイ包み。肩の凝らない、それでいて酒呑みの気持ちがよく分かっている肴がある、呑んべぇのパパとママの店。「パパとママの店」というと、ちと違ったとこですが、大人の会話ができるということではそのラインでもあるか。
日本酒、焼酎、ワイン。お酒を呑むのに知識が必要?
全然必要ございません。美味い肴と楽しい会話があれば、心もハッピー、財布もハッピー。
おばさん連れ、お嬢さん連れ、カップル、お兄さん独りと、バラエティに富む来店客、ジモティ度とママの友達度の高さ。ワタクシも数少ない独りで行ける店。
扉を開ければ、素敵な時間が待っています。
心豊かな暮らしのH!NTとして。
こちらは全くインターネット知らない派。
客に海外から写真を送ると云われ、友達のアドレスを教えるが、これがケータイ。で、何がまずいのか分からない夫婦。
日本酒、焼酎、ワインと、お手軽なものを揃え、日本酒は一合とその半分も可。肴はもちろん日本酒にバッチリ。食器も自ら焼き、初期の頃から段々洗練されてきた気はする。こちらにたいした見識がないから、定かじゃないけれど。うちにも随分と頂いたものがあって、かなりユニーク。
元パティシェのパパ、誕生日にザッハを作って頂戴と云うと、「うぇー、あんな甘いもん、よう食べるなぁ」と、すっかり菓子職人魂をなくしてる。
客の少ない夜、勢いで白組三本グビグビ。
「自分流料理」を名乗る髭親父。
かわいいおかあちゃんは、ちーちゃん。
某ホテルでパティシェをしていたのに、右党から左党へ鞍替えした酔っぱらい親父。
気楽な雰囲気のせいか女性客も多く、ふぐのパイ包みなど和洋織りまぜた、まさに自分流料理。
先ずは数種の肴を盛った「酒酔人」(よっぱらい)1000円にて。
器も親父制作のもの。
すこぶる良い昆布があったので、無理に湯豆腐を頼み、
「やっぱり湯豆腐は鉄鍋やで」
とわざわざ鍋を買わせておいて、それから一度も湯豆腐を頼んでいない。
客はわがままなもんです。
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