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Siesta Eterna

グルメ / 神戸洋食100年

チャレンジャー / 『伊藤グリル』@神戸南京町

220_2 ご案内通りの時間に来る人、かなり早めに来る人、時間間違えてる人、間違えつつも5丁目のガンダムバーで「ジーク、ジオン」なんて吠えつつ飲んでる人、まぁいろんな酔っぱらい(これから酔っぱらう)がいらっしゃいます。

料理とワイン。
 四元豚の岩塩包み焼きサラダ添え
  カルペネ・ブリュット・ロゼ
 香川産有機人参のムース、雲丹添え
  ’06 メゾン・シシェル ボルドーブラン
 鮮魚のポワレ・アンティボワーズ風
  ’06 ミュスカ プティ グレン
           ドメーヌ ラルジョル
 フランス産 鳩のロティー
           ソースグランヴヌール
  ’95 シャトー・ランガラン・ルージュ

今様洋食と申しましょうか、これにイタリア・フランスワインをマリアージュ。お酒は、1階の『アシェット』が鈴蘭台時代から協力頂いている、酒屋さんがわざわざやってきて頂いて説明。最初のスパークリングは口あたりよく好評。

バルサミコがあまり得意ではないワタクシ。アンチョビが少々利いたアンティポワーズなら、グビッと白組が進みます。
鳩は人によっては馴染みがございませんので、イメージ的には公園でポッポ云ってるのを連想した人も。デリシャスな焼き加減、ジビエ好きにはたまらんテイストだったことでしょう。

デザートはペーシュ(桃)の予定でしたが、季節的にフィグ(無花果)に変更。酔っぱらい的には、チーズでもう一杯、はたまたチョコにてブランデー。そんなことしてたらエンドレスになるか。

食のプロからエントリーレベルまで、様々な人が同じ釜の飯(パンか)を喰う。
神戸市長を目指す方、その崇高なお話(だったかはメメント)を拝聴しつつ、「お釣りでプエルトやったら2杯やれるなと」と考えてる酔っぱらい。

老舗のチャレンジ、そしてプライスもチャレンジ(これは嬉しい)なワイン会。
次回が楽しみでございます。

86年目のワイン会 / 『伊藤グリル』@神戸南京町

221 欧風グリル料理、洋食屋、洋風レストラン、人によって色々なイメージを持つ老舗洋食屋『伊藤グリル』。今のところは昔からのレストランスタイルですが、1階に街の洋食屋『アシェット』もありますから、また違ったスタイルもこれから模索して頂きたいところ。

四代目ご主人としては、こちらへ来てから(以前は鈴蘭台で『アシェット』)初めてのワイン会。普段は神戸牛を使ったシチュー、ステーキのディナーコースがメインですが、この日は今様のフレンチ、イタリアンも取り入れた特別コースに、ワインのマリアージュにて、お店にとっても云わばお試しの会。
お客さんはいつもの人、久し振りの人、初めての人、神戸で「やあやあ」と云いあう人達。ワタクシ的には「あらら、久し振り」なんてドクトルも。

開始前、セラーのワインをチェック。なんぞリーズナブルなものはと、次回来た時のために。「ムフフ」な、アントル・ドゥ・メールの白組がいる。

南の窓からは南京町広場が一望。週末だったこの日は獅子舞でしょうか、踊りがあってジャンジャン、ドンドンと少々大きめのBGM。近所のお店の若い人たち、いつも元町本通りで夜遅くまで練習しています。

ワインにグラス、カトラリーも揃えられ、お客さんを待つ。およそ80年程前も、こうやってお客さんを迎えた日があったんだろう、その時はどんなワインがでたんだろうと、昔日に思いを馳せてみるのも、また老舗の楽しみでございます。

ホテルの洋食

213 ホテルで喫食する料理。フレンチとか専門店じゃない場合、やはり洋食。このあたりにニーズから生まれた洋食のルーツがあるのかも。

カレーやハンバーグはもとより、フレンチ、イタリアン、スパニッシュ、かなり幅広い料理が登場する。ブッフェになると、和食、中華も入り乱れて、世界の国からコンニチワ。

宴会になると大人数で大変だし、毎週のように使う人もいるから、メニューも同じなんてことじゃいかんから、必然的にコックは鍛えられることに。

ホテルも近代化、大規模化して、厨房も分業になればより専門化。結果、独立して行くシェフたちも、フレンチやイタリアンの専門としてやっていけるようになったのでしょうか。

どの国でも時代とともに変化、革新されていく料理。様々な要素を取り入れた「洋食」も、時代とともに変化していくことになるのでしょう。
 

洋食も飲茶風

223 滅多にいかないファミレス。よって行く度に変わってるメニュー。

この夏は洋食が小皿でセット。見た目にはお皿別々の、ちょいとオシャレなトルコライス。
ロイホは時期的にレストラン(エクスペンシブ)だったり洋食屋(リーズナブル)だったりで、以前はイタリアンで似たような企画がございましたが、洋食レストランとしてはあるようで無かったメニューなんかも。

最近はカレーとハヤシをひとつの皿に盛ったりするのもあるようで、一品に盛りつけるトルコライス、スモールサイズで幾つか出す飲茶方式、小皿ばかりで出すスタイルのお店もございます。時代のニーズでしょうか。

そういや、ワタクシもオリエンタルホテルの復刻カレーとハヤシeyeglassは、ひとつの皿で頂きましたっけか。

レストランの使い方 / 『伊藤グリル』@神戸元町

345_2 神戸元町、洋食の老舗『伊藤グリル』。

創業は1923年(大正12年)、今年86年目の神戸では一番古いお店。初代は創業前に「インペリアルレストラン」(現「明治屋中央亭」)も開業。
「みやす」、「あら皮」など、今では有名になった炭焼きステーキも、この店の炉が発祥であることを知る人は少ない。

観光雑誌、グルメ雑誌の登場期には、必ず掲載された名店。「歴史ある店」として、若かりし日にはなんとなく近寄りがたかった思いもあった。

大正から昭和、平成と、戦災や震災、経済危機を経て、レストランのスタイルも様変わり。消費者のニーズに応じた、と云う方が正しいのでしょう。コース料理にシャンパン、ワインをポンッ、なんてバブリーな時代から、ここ『伊藤グリル』でもグラスワイン(結構リーズナブル)にて、単品で料理を楽しむことができる21世紀。この夏からはバール的メニューも登場。

アミューズにどうぞと、伊藤さんのゴチ(多謝)にて季節のムース。
そしてタンシチューとビーフシチューをシェアして、ワインをグビッ。

OL、サラリーマンも、仕事帰りに一杯の感覚で、ちょっと贅沢な気分を味わうことができます。
 

ランチ / 『伊藤グリル』@神戸南京町

293 若き日にはお昼のランチが楽しみで、インターネットなんて無い時代だから、タウンガイドであれこれ探して行ったものです。土曜日もまだ休みじゃないから、半ドンの後、少し遠出して遅いランチなんてことで。

大阪からの人と「神戸らしいところ」のリクエストにて、かなり久し振りのランチで『伊藤グリル』。

前菜、スープに、ボリュームタップリのメインディッシュ。パンおかわりしたらお腹パンパン。夜でもこれで充分かもなレストランランチが、「えっ?!」なプライス。昔から価格据え置きか、なんて感じ。

お隣はデートのカップル。デートコースとしてはナイスなセレクト。
夜も気軽になってるけど、昼もさらに気軽なランチが揃っております。
 

うどんと洋食

521_2 駅の構内や周辺にある日本のファーストフード、立ち食いうどん。うどん屋の元は屋台だろうと思うのですが、そこんところの歴史を繙いたことはないから、詳しくは知らない。
ちなみにうどんのルーツは、茶屋(外食産業)すらない鎌倉時代。うどん屋の登場は、やはり天下泰平の江戸時代でしょうか。時代劇に見るうどん屋台は、立ち食いではなく椅子に腰掛けてます。

各国の料理店並ぶ21世紀。文明開化とともに登場した洋食屋。かつては一括りだった洋食も、各国別々のものとして店が拡がるグローバル社会。
とは云え、ライスカレー、ハンバーグなんて日常的な日本のご飯だし、今どきのラーメンも中華料理とは違う日本のラーメンであり、うどんも然り。

神戸では先頃、列車食堂で名を馳せた老舗の洋食店(1901年開業)が閉店。開業当時、街の中心地だった新開地では、洋食屋も屋台で営業。そして、深夜にチャルメラの音を聞いた昭和の時代、駅前には屋台。今や誰もが知ってる駅前屋台と云えば、御影の『いくちゃんeyeglassぐらいなもんか。

千年近い年月をかけて,日本の食になったうどん。百年かかって日本の食になりつつある、洋食。カレーパンは洋食と云っても、カレーうどんを洋食と云う人はいるのか。

たかが、うどん一杯。でもここまでやってくるのに千年の歴史。
たかだか百年ぐらいの洋食。これから千年経ったら、どうなってるんでしょう。
 

洋食屋とビストロの違い / 『フランボー』@神戸三宮

347_2 かつて北野坂にあった「ブラッセリー」(店名は「シェ・レ・コパン」だったか)なる看板。そのすぐ北には「レストラン」(「うらしま」)。レストラン、ビストロ、ブラッセリーなんて区分を知らなかった昔。今と違い、外から見た感じは同じ。ガイド誌でも「洋食」なんて大雑把な分類だったりした。

同じ頃、お酒呑まないおぢさんから「バーとスナック、クラブ、ラウンジは、どう違うんかね」なんて、「相手間違ってまへんか」な質問。拙い自論で答えたものの、多分勘違いだったであろう昔。なんせ、そんなとこ行ったことないんだから。(正しくは「飲み屋考eyeglassに)

食文化的背景からの分類名ですから、これと云う基準がないため、ワタクシ的分類基準としては、レストランはテーブルクロスがあり、ギャルソン、ソムリエなどの役者も揃って、それなりの雰囲気を醸しだしているところ。ビストロは店主が何役もこなしていたりして、ファミリアルではありますが、料理人が専門家であることに大差は無し。
駅の食堂のような、軽食的なものを主に扱うのがブラッセリーで、料理人は様々。近所のおばちゃんがパートなんてのもあり。お酒が主になり、料理が従になるとバール。キッチンバーとかダイニングバーなんてのは、バーとつけているものの、バールではなくブラッセリーの範疇。

然るに、お食事としてはビストロが欧州の地でも一般的に愛用されるわけですが、日本的「洋食屋」と異なるのは、料理同様に手軽なワインも揃えていること。
故に、日本独特の「洋食屋」は、ワタクシ的基準からはブラッセリーと相成ります。
 
 

バールの楽しみ / 『バールメロン』@神戸ハンター坂

198 最近常用になってるバール『メロン』。先日も呑み屋で話かけられた人に教えたら、毎週のように行ってる様子。

洋食屋以上、レストラン以下、バールと云うには料理のグレードは高い。そしてワインのラインナップ。作ってる本人が好きなんだから仕方ない。

199 トリッパー(ハチの巣)は肴の定番。とりあえずこれだけで白組一杯。でもって、マリネ。鯖はそろそろ終わりか。蛸の茹で方、ええ感じなんですね。

これはまだかろうじて牡蛎のあった時期。バター焼きとフライで。黄色いのはマスタードソースだったか?
ブリュレにしては底が浅過ぎ。

「もう少し食べたいなぁ」と云えば「ペスカトーレしましょか」と、メニューはメニューとして、馴染みなればこそのこんなやりとりが楽しい。

和洋中、とりあえず洋と云う時の店。
でも、蒸し鶏は完璧にシノアですけどね。

たまには夕食 / 『バール・メロン』@神戸ハンター坂

Vzawa1ha バール『メロン』にてたまにはちゃんと食べましょうと、ドクトルMeyeglassと夕食に。とはいえ、好きなものしか食べないから、いつものバー使いの延長みたいなもんか。

ドクトルは決まった曜日しか大酒を呑むことができません。基本的に土曜日。平日も呑めんことはないけど、二日酔いは厳禁。
ワインの一本ぐらいなら大丈夫なので、軽く白組をやり、リストをくれば「ムフフ」な価格でグラン・ピュイ・デュカス。普段食べないステーキもオーダー。カロリー的にちょっとイカンかったかも。

おみやにとタイのバルサミコソース(廣記商行販売)を頂く。そう云えば久野氏は洋食屋なのに、なぜか中華料理の組合にも入ってるんですね。
カウンターに置いたまま忘れて帰り、久野氏から「忘れてしまいましたね」と電話もらう。「ほんじゃ次回に」と応え、次回行って「ちょーだい」と云うと、「使ってしまいました」だと。
なんじゃそりゃ。

追っかけ / 『フランボー』@神戸三宮

Itycljvk 先日又「ブログに書いてるお店全部追っかけていってます」と云う人にお会いする。3人目か4人目。

それはそれで地域経済効果的には嬉しいことではあるのですが、お店で個人情報開示されてたり、酔っぱらってるところで出くわしたりと、少々冷や汗かくことにもなる。
二度目にお会いしてお名前覚えてなくて、「やっぱりメメントだったんですね」なんてこと云われたりもする。

飲むだけのところでメメントになることはあっても店によって飲むものも異なりますから、メメントになるならない店があるようで、メメント率70%以上とダントツのビストロ「フランボー」。ここではカウンターに突っ伏して寝てしまったこともある。深夜もやってる街の洋食屋。

なぜにここだけダントツなのかは、店のメニュー(プライスですね)見ると納得します。

『近藤亭』@神戸元町

Fpljv8og 仕事帰りにオフィスのスタッフと、久しぶりに元町の『近藤亭』へ。ここは「元町ホール」(当時のオーナー谷住氏)時代からの店。内装やスタイルは昔と変わらないものの、やはり近藤さんならではの演出があります。

近藤さんはパントリー(六甲アイランド)の頃から顔見知りではありましたが、別段お話したこともなく、『近藤亭』を開店されてから。お手頃価格で料理とワインを提供してくれるこのお店は、フレンチを一層身近にしてくれる店であり、ある意味では新世代の洋食屋だとワタクシは思っています。

カレーとハヤシ / オリエンタルホテルで復刻

神戸旧居留地にあったオリエンタルホテルは明治3年の開業。現存すれば日本最古のホテルで、そのレストランやバーは草分け的存在でもありました。
1995年の大震災でホテルとともに多くの貴重な資料も滅失してしまったのは、地域文化にとっても大変な損失。スタッフはその後メリケンパークオリエンタルホテルに移り、新神戸オリエンタルホテル(現クラウンプラザ)とともに、新たなオリエンタルホテルとして引き継ぐこととなりました。

6hoiewzz 洋食の定番であるカレーとハヤシ。レシピは震災で滅失、料理人も世代交代する中、伝統の味を忘れてしまうことから、昨年森総料理長以下数人となってしまった当時を知るベテランシェフの舌を頼りに、「オリエンタル・カレー」「ハッシュド・ビーフ」として復刻。何れも一日20食のみ。
40名ほどの会にて特別に作って頂き、昼食に森総料理長の説明を伺い喫食。ワタクシは欲張って一度に両方盛ってもらいました。

Sh5agrfp カレーは飴色に炒められた玉葱をベースに、カレー粉・小麦粉に6酒類の調味料、伝統のブイヨンを加えて8時間煮込まれ、薄くスライスしてさっと揚げた玉葱を刻んで入れ味を調整し、それからゆっくり冷まされる。ソースが完成してから、ソテーした和牛フィレ肉が入れられます。使われた分だけの具材が継ぎ足されていくことで、深い味わいとなっていきます。
ハヤシは野菜にすじ肉、トマトピューレをブイヨンで煮込むこと丸1日。そして同じ材料でこれを5日繰り返してソースが完成します。焦がさないように始終鍋をかき回すため、鍋の前を通った料理人は必ずかき回す、具材と時間と手間のかかったもの。

森さんが入社したのは1964年。月給8000円の当時に650円。
復刻版は2520円(写真だと5040円か)ですが、それだけの深い味わいを持ったカレーとハヤシでした。

 

春日野道なバー / 『つよし』@神戸春日野道

Qdr4dwhq プロフェッサーI、Hと春日野道で会合の後、お約束になりつつある昼は洋食屋、夜はちょいと怪しい大人のバー『つよし』byアパッチ姐。

プロフェッサーHはF社出身、そしてOASYSキーボード派の同志。プロフェッサーIに「如何にOASYSキーボードが優れているか」を左右からステレオにてご指導。
慣れるまでには少し時間かかりますが、ひらがなをワンストロークで打てるわけですから、ローマ字入力「hiragana」と8ストロークに対して「ひらがな」と4ストローク。頭の中でひらがなのローマ字対応を考えなくていいから、思ったままの文章をパッカパカ打てる。

てな話してて、アパッチが前にくると「うはー、なんか怪しげやなー」と、知的に話から痴的な話に行ってしまうのでございます。

居留地の洋食

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明治時代に英国領事館で書かれた指南書を基に、メリケンパークオリエンタルホテルにて居留地時代の洋食を再現。

  伊勢海老と野菜のゼリー寄せサラダ
  赤茄子のスープ
  フイツシ・スカロップ(魚のパイ)
  サーモン ソースムスリン
  ビーフ アラ モード
  鶏と米のクロケット
  デザート トリフル
  コーヒー

当時のレシピから森料理長が少しだけ現代風にアレンジ。それでもかなり素朴なテイスト。ご飯のコロッケなんて現代的なものかと思ってましたけど、当時からあったんですね。ビーフアラモードはシチュー。
プロフェッサーによる当時の洋食の環境、肉の供給や消費についてのミニ講義、そして料理長による料理説明など、少々高尚なお食事会。
  
これに合わせるワインは今井商店より。リースリングとアルザスのピノ・ノワール、そしてボルドーのメルロー。
そういや今井商店の息子さんが立ち呑みを「キュイジーヌ金澤」の並びで始めたらしい。先日前を通ると中で立ち呑みについてどっかのおぢさんと議論してた。

温故知新な洋食を楽しんだ会。
「うまいもん探偵団」(食総合研究所)にて。
 

『つよし』@神戸春日野道

Vzawa1haここは神戸市中央区割塚通り。阪急春日野道駅から北のエリア。近くで会議のあと懇親会。プロフェッサーIとちょっと相談事で喫茶店もなんだからと、最近オープンした洋食&バーの『つよし』へ行ってみる。

案内もらってた辺りに行くがよく分からない。店の構えじゃなくて普通の家の一階、しかも看板らしきものはなくて玄関灯で店名があるのみ。しかもちょっと怪しいカラーの灯。

「洋食&バー」と云うのは、基本的に洋食屋なのですが夜はバーも併設。これがなんとも怪しい雰囲気なのです。三宮怪しいバーフリークにはご存じ通称アパッチが、ファミリーでやってる洋食屋。そもそもは市役所南あたりでやってたのを震災でアパッチが出稼ぎしたのが通称「二階」系のちょっと怪しい雰囲気のバー。「二階」は先日「にしむら珈琲」二階に引っ越し。これを機にアパッチは洋食屋を再興したのですね。21世紀的洋食屋にて。

怪しい灯の店内、昼はランチをやってる健全な洋食屋。しかし、この場所にてこの雰囲気は別世界的。お祝いの泡はルイ・ロデレール。焼酎・ワインも揃っておりまして、酒的には広いレンジをカバー。

アパッチプロデュース、洋食メニューありの非日常的なバー空間は、「俺の話を聞け〜」な世相を反映したちょいワルおやぢ向け。
 

ハッシュドポテト

Bqdyor6e ある休日の昼餉。
洋食屋風のプレートランチ。

ハッシュドポテト。好きなんですね。
昔はこんなものなかった。ハンバーガーショップができたころもまだ安くなくて、カリカリのポテトがいかにも外国風で、ちょっとあこがれでもありましたな。

揚げるのが面倒だから自分で調理したことはなかったけど、今じゃオーブンで簡単にできるものもある。

ノンフライだとヘルシーでもっといいんですけどね。
 

星降る夜のリストランテ / 『キュイジーヌ金澤』@神戸中山手

「星降る夜のリストランテ」というイタリア映画がございます。街のレストランの一夜の出来事なれど、様々な人間模様が繰り広げられます。そこに初老の大学教授独り。周囲の人と少しずつ関わりながらも、唯我の夕餉を淡々と、そして楽しく進めていきます。

気の張らない街の洋食屋。特にメニューからセレクトしなくてもマスターが相手に合わせて料理を考えてくれる。気持ちでつながるリストランテ『キュイジーヌ金澤』。

先ずはうまづら。付け合わせが洒落てます。これに肝と「ちょっと食べてみて」のそれは甘いトマト。お継ぎは牡蠣のピカタ。この辺りは白組にてオリビエルフレーブのシャブリ、前回テイスティンクしたもの。そこへもひとつ牡蠣のフライ。牡蠣は相生のものだったでしょうか。

合間にミモレットとポーター。初めての人はやっぱり「これ何?」で、少々お話タイム。そこへまたマスター「これ、ええんよ」とチリのカベルネ。リーズナブルなようで、呑みやすい。「いいね〜」と云っているところへ「へっへっへっ」と笑いながら炙りロースにフォア乗せ。大人のためのいい按配の量。

「今日ね、ヴィトンの女の子が来るのよ」とマスターペロッと舌を出す。それはそれはと期待半分もう少し呑んでおりますと、扉がチリリンと開く。皆そちらを見ると男性独り。皆さん元の方向に直れ。そしてしばらくしてまたチリリン。若いカップル。

結局赤組はマスターのおごりにて全部呑んでしまいました。
ゴチでした。 

Vzawa1ha

イスズのパン

Bfrxxfbf バーらしきところでイスズのパンのオンパレード。
カメラには記録、オツムには記憶無し。メメント。
どうもケーキまで頂いているご様子。

イスズのパンは学校のお昼で慣れ親しんだ味。加納町の交差点にあるビルの一階が工場だったんですね、昔は。道路挟んだ向かいにショップがあって、サンドイッチをよく買いにいったものです。今ではあちこちにショップができて、パンもちょいと高級なものになりました。ワタクシ的にはカスクートはカスカード、バターパンはドンクがよろしゅうございまして、洋食屋の親爺たちは「バケットはやっぱりイスズやで」と。

工場のあったビルは上部が公団の住宅になっておりまして、何しに行ったのか覚えておりませんが、エレベーターでマント(コートか)着たおにいさん連れ去られそうになったことがございます。当時(1960年代)珍しかったエレベータで遊んでたんでしょうね。てっきり叱られると思ったもんだから「なんで首締めるんやろ」と恐怖より疑問が先行。人が来て「殺されるとこやった」と云われてオシッコちびりそうに、いや、ちびったかもしれない。

「暗くなったら『子とり』が来るよ」なんて云われてた時代。子供を連れ去るから『子とり』で、お菓子で誘惑するから「知らん人にものもろたらあかんで」と云われておりましたな。

知らない人からものもらっちゃいけせん。
大人もどこか知らない国へ拉致されてしまう時代ですから。
 

的鯛 / 『キュイジーヌ金澤』@神戸中山手

Vzawa1ha 『キュイジーヌ金澤』はフルオープンキッチンというか、炉端的な洋食屋。食材や調理方法を説明しながらやってくれる。ご主人も少しテイスティングしながら。

ティスティングのお相手に的鯛(まとうだい)。的のような文様が胸元にございます。形状的にはマナガツオのような的鯛。お味は真鯛よりもさっぱり。

こいつを塩焼きにいたしますのに、使う塩はヒマラヤの塩。赤紫色の岩塩です。そのままだと硫黄臭く、ゆで卵なんかには合うかもしれませんが、これが焼くとまた違った風味になるんですね。

来るたびに面白い洋食屋。
 

烏賊の烏賊墨ソース / 『キュイジーヌ金澤』@神戸中山手

Vzawa1haブリリッと焼いた烏賊。そいつの墨ソース。
ファンタスティック。

これにワインはスパニッシュ。「レアル」と読むのでしょうか。シェフはとぼけた笑い方をするけど、相変わらず「洋食屋」と呼ぶにはレベルが高い。

烏賊をパクッ、サクサク。墨を嘗めてモグモグ。そして、ワインをチュルチュル。口の中は、味覚のビッグバンでございます。 

チーズ二態 / 『キュイジーヌ金澤』@神戸中山手

Vzawa1ha

変わり種チーズin『キュイジーヌ金澤』。

お久しぶりの店内は立派なセラーも置かれ、でも相変わらずアットホームな雰囲気。ch.ダルマイヤックやクレールミロンを安く呑ませてくれて、洋食屋としてはちょいと別格の料理に、一時通った店。

「これ、食べてみて」とチーズ二種類。下は見るからに味噌漬けと分かりますが、上は不思議な文様。形成時に何か配合してるんでしょうが、なんでしょう、クセのないイイ感じ。こういうお遊びの好きなシェフ。

黒い文様は黒ビール。云われりゃ「なるほどね」ですが、世界は広い。食欲と知識欲、煩悩を心地よく刺激される。

こりゃまた暫く通う事になりそう。

 

『或る頁』@神戸北野坂

Vzawa1haこれまた久しぶり過ぎるぐらい久しぶり。

以前のブログ「SANSAROeyeglass」に登場するてっちゃんの店。

カキフライのある時期に来たかった。今宵は鱧のフライ。
純洋食屋でございます。キッシュロレーヌ、ザワークラフト、ビーフストロガノフ。
ザワークラフトは紫色で、ジュニパーベリーとレモンが舌に往復ビンタ。これを肴に幾らでも呑める。

ご無沙汰すると「どちらさんですか」と必ず云われる。
玄関には「30歳未満父兄同伴」の張り紙。
節度のない客には教育的ご指導をして頂ける、昔ながらの親父の洋食屋。
 

Personality

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